お知らせ

2024年09月10日

高遠桜雲賞を受賞された京都大学 池田幸樹様のコメント紹介

第35回高遠分子細胞生物学シンポジウムにて高遠桜雲賞を受賞されました京都大学高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 池田 幸樹様のコメントを紹介いたします。

『第35回高遠分子細胞生物学シンポジウムでは、様々な第一線の研究者の方々と深く交流することができ、自身の研究の発展にもつながる素晴らしい出会いもあり、とても楽しい会となりました。これもひとえに開催にあたってご尽力頂きました先生方・シンポジウム事務局の皆様のおかげであり、ここに厚く御礼申し上げます。

また、この度は高遠桜雲賞に選んで頂きましたこと、大変有り難く、より一層面白い研究を目指す励みとなりました。
発表演題では「Molecular glueを自由自在に作る」という難題に対して2つの革新的技術を紹介させて頂きました。
たくさんのご質問を受けましたが、積極的にこれらの意見を取り込んで、皆様のニーズに合わせた更なる改良を目指したく思います。

上記の例をはじめとして、創薬の発展に資するような創薬科学、そして新規技術開発が私の目指すところでありまして、「創薬を誰でも簡単に」ということを掲げて、日々活動をしております。創薬を始めたい、創薬で行き詰まっている、等のご相談事がありましたら、まずはご連絡頂けましたら私としても研究者冥利に尽きます。加えて毎年、アカデミア創薬を盛り上げるようなシンポジウムを開催しておりますので、ご興味があればぜひご参加・ご登壇を検討して頂ければ有り難く思います。

最後に、高遠シンポジウムのような対面型での発表機会と交流・出会いの場は非常に貴重で大切であり、ご参加された方達が手を取り合ってサイエンスを発展させて行くのだなと感じる素晴らしい会でした。今後もますますの本シンポジウムの発展と皆様のご健勝を祈念しております。』

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