2023年09月29日
高遠桜雲賞を受賞された東京大学 桑原嵩佳様のコメント紹介
高遠桜雲賞を受賞された東京大学 桑原嵩佳様のコメントをご紹介します!
『この度は高遠桜雲賞の様な素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。研究及び発表の場を設けてくださった全ての方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。第34回高遠分子細胞生物学シンポジウムでは、様々な分野の方と議論を交わすことができ、非常に刺激的な時間を過ごすことができました。また、他では得難い交流の場でもあり心より参加して良かったと感じております。
発表演題の内容は、指導教員である久保健雄先生、河野大輝先生、畠山正統先生とともに、その一部を本年(2023年)5月にScience Advances誌へ発表いたしました(https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.add4201)。ご興味のある方は是非ご覧いただければ幸甚です。来年度からは、少し分野を変えてニューヨーク大学医学部のDayu Linラボにて研究を行う予定ですが、好奇心に基づきより一層独創的な研究を行いたいと思います。
改めまして、高遠桜雲賞をありがとうございます。』
高遠分子細胞生物学シンポジウムでは、将来を担う研究者を対象に高遠桜雲賞を2022年に設立いたしました。毎年、フラッシュトークとポスター発表を実施し、ご発表頂いた先生方には講演会場を大いに盛り上げて頂いております。本年度は、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 細胞生理化学研究室(博士課程3年)の桑原嵩佳様 発表演題「ハチ目昆虫の行動進化に伴い複雑化したケニヨン細胞タイプの進化動態解析」が受賞されました。
益々のご研究の発展を祈念しております。おめでとうございます!